逆子のお灸
逆子の相談です。
泰然では腰痛専門のイメージが強くありますが、妊婦さんからの相談もあります。
決して多くはありませんが。
妊婦さんが腰痛に悩む場合もあります。
この度は逆子の相談でした。
産婦人科では逆子体操を教えてもらいやっている。
次の検診で逆子のままなら帝王切開になる可能性が高まる。
病院によってはギリギリまで帝王切開なのか、自然分娩なのか選択できるが、選択出来ないと帝王切開と決まれば逆子でなくてもそのまま帝王切開になることもあるそうです。
帝王切開が悪くて自然分娩が良いという話をしているのではなく、家族との兼ね合いで第一子を誰に面倒見てもらうのか、何日見てもらうのか、ということがあるからです。
自然分娩だと入院日数も少なくて済むから極力自然分娩を希望している。
ということで、逆子に効果のあることを調べたそうです。
その選択肢に鍼灸がありました。
体を確認すると脚とお腹に冷えがあり、下腿に浮腫みがありました。
足にお灸をします。
艾(もぐさ)を直接皮膚に置いて火を点けます。
これを直接灸といいます。
治療院ではせんねん灸などの間接灸が主流になってきているのに珍しく直接灸をします。
皮膚にピリッと、チリっと刺激を与えることで体が変化します。
それなりの刺激が与えられるからこそ、胎児も動くというものです。
リスク管理も行いつつ、通っていただきました。
お灸を始めて効果を自覚したのは、足を含めてポカポカ温かくなった。
よく眠れるようになった。
第一子妊娠時にはなかなか眠れなかったのが、今回はよく眠れるので体調も調子が良い。
来院されない日は自宅でセルフお灸をしてもらい、様子見ていました。
検診では逆子が治っており、自然分娩になり喜ばれてました。
下半身の冷えが要因の一つと考えられています。
下が冷えているので、胎児は反対を向く。
出産の準備をしていく中で、母体も準備をしないといけないし、胎児もさぁ、出るぞ!という準備をします。
その時に冷えているので嫌がっているというような考え方ですね。
冷えの要因を取り除くことも大事です。
その後もリスク管理、体調管理の注意点を説明し、無事出産されました。
おめでとうございます。
コロナのことも心配な時期ですが無事出産されて良かったです。
痛みだけではなく、その他の悩みも様々です。
カラダから出る合図に耳を傾けて下さい。
ご相談はお早めに。
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痛みとしびれの専門院 メディカル整体 泰然
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院長 藤原一馬