十日戎2023.1.10
十日戎ですね。
コロナ禍で神社に参拝する方も減っていたようですが、今年は行動制限がない分、行列が出来るようですね。
福笹に色々縁起物をつけて、飾る。
「商売繁盛、ササもってこい」
のお囃子が流れています。
米俵、鯛、小槌、小判…
縁起物をかき集める熊手、すくうザル、運ぶ船…
それぞれに意味があるようです。
少し調べてみました。
笹は、孟宗竹の枝で、いわゆる群がって生えている笹ではありません。
竹 は古代から、文学、美術、芸能、民具など日本人の生活とは密接な関係を保ってきました。
中でも竹のもつ清浄さ、根強さ、節により苦難に耐え忍ぶ姿、冬も 青々とした葉を付け、更に竹林の生命の無限性、旺盛な繁殖力など、そこに強い生命力と神秘性を感じとり、神霊が宿るとさえ信じていました。
こうした日本人 の竹に対する感性が、色々な神事に笹が用いられることになり、竹取物語のかぐや姫が、竹から生まれるのも同様の信仰から基づいたものです。
十日戎の福笹に付ける「吉兆」は、「きっちょう」または「きっきょう」とも呼ばれていますが、神社では古くから「小宝」といい、あわびのし、銭叺(ゼニカマス)、銭袋(ゼニブクロ)、末広、小判、丁銀、大福帳、烏帽子(エボシ)、臼、打ち出の小槌、米俵、鯛などをひとまとめにしたもので、「野の幸(サチ)」「山の幸」「海の幸」を象徴しています。
受けた「もの」の中にこもる「御神徳(ゴシントク)」つまり「おかげ」をいただく信仰を受け伝えています。
このような古くからの信仰が今に生きづづけています。
「昨年、順調な売り上げ出せたから今年も行きます」
と言われた方もいました。
これだけで良いわけではありません。
これだけで商売が上手くいくわけではありません。
行って満足しているだけでは来年は行かない、となるでしょうね。
西宮神社では、開門神事福男選びが有名ですね。
朝からニュースを何度も目にします。
1月9日深夜からすべての門を閉ざし、身を清め静寂の時間を過ごす「居籠(いごも)り」のあと、10日午前4時から祭典を執行。
その後、6時に表大門が開かれると、籠っていた福をみんなが受けたいと待ち構えていたことから始まったそうです。
この福を受けて持ち帰りたいと思いますよね。
そういった人が多く集まる、意識の集合体です。
泰然に来たら元気になる、そういっていただける、周りに福が届けられる1年にしたいですね。
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