腰の痛み
要介護の家族の世話をする時は、腹圧に意識がいくのでそこまで痛くないまま出来ている。
ふとした時の動きの方が油断をしていて痛くなる。
長引くような痛みではなく、痛っとなる程度。
10段階評価で4くらいの痛みなので、マシになっている。
マシなまま放っておいて、楽になっていくかどうかが不安なので治療に来られました。
介護をする時はお腹に意識をしてやっていると自信があったが、確認してみると、まだ不完全でした。
チェックするような体操があり、それを行うことで力の入れ方を再認識していただきます。
お腹に入れているはずが、実は首や背中、腕に力が入っていた。
この力は「りきみ」なので、役に立ちません。
使えん力を入れても負担が蓄積するだけなので即刻やめましょう。
りきみがあると、お腹に上手く力が入らず、結局腰に負担がかかりマイナスです。
この使い方を修正するために体操をして補います。
仰臥位(仰向け)になり膝を立てる。
お腹(お臍より少し下)を凹ませるように力をいれる。
他の力を抜く。
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シンプルですが、この時点で出来ていません。
だから腰痛になるのです。
出来ていたら腰痛になっていないでしょう。
他の部位に力が入ると、お腹はサボります。
肝心のお腹はサボり、他に力が入って、やった気でいてる。
ここを修正していきます。
何度も何度も抜くことを覚え込ませます。
力を入れようと急ぐのではなく、キチンと手順を踏むようにします。
自分の体なのでコントロール出来て当たり前、くらいの気持ちで無駄な力を抜いてください。
それが出来るようになると、次は両脚を左右に倒していきます。
膝は曲げたまま、左右にパタンと倒す。
この時は股関節から動かしていきます。
お腹に入れた力を抜かないようにし、他の力は抜く。
ん?!
となりやすいです。
腰に力が入り、よいしょ、となるのは悪い例。
脚に力が入りんーっと踏ん張るのも多いですね。
脚を動かすけど脚の力は抜く。
こんがらがりますね。
一つ一つ整理させながら行います。
大きく動かす必要はありません。
速く動かす必要もありません。
シンプルに手順を守ることを優先させましょう。
初めは微力でも、繰り返すうちに力強さが出てきます。
動かし方を上書き保存していく感じです。
正しく入力し、その通りに出力する。
無駄なものを省く。
インターネットで動画だけ見てその通りに出来ていたら、困ってませんよね?
困っているということは何かが間違っている。
その中身?
それを選んだこと?
やり方?
目の前で体操のコツを伝えますので、あとはやるだけです。
まだ数種類体操がありますので、また記していきます。
困りごとはお気軽にご相談ください。
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痛みとしびれの専門院 メディカル整体 泰然
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院長 藤原一馬