腰が痛く、まっすぐ立つのが困難なまま来院。
這うようにして、何とかベッドに上がってもらう。
動作確認はほぼ取れずに、問診での聞き取りと触診での絞り込みになります。
いつから?
何をしていて?
どのような?
・・・
・・
・
ここは痛む?
どんな痛みですか?
これはどうですか?
・・・
・・
・
楽な姿勢での施術になります。
体位変換も困難のため、やれる限りで激痛を和らげるのが先決です。
不快な痛みを下げられたら、少しずつ取れる体位で施術していきます。
手技も腰が痛いから腰を触るだけではありません。
その痛みと関連のする部位を触ります。
大きな痛みにはこれ!という秘孔のようなものもあります。
不快な痛みからの解放を早期に結果が出せるかですね。
これが役割です。
腰に鍼やお灸をすることが多いです。
腰の痛みが軽減すると、肩や首の調子を訴えることも多いです。
大きな痛みの陰に隠れているのです。
それにも問診や、動作チェック、触診で気づいて対応をしていきます。
体の変化に応じた施術を行います。
パターンのようになっているかと思いきや、そうでないこともある。
施術するときは毎回その変化を見ながら最善の選択をします。
より良くなってもらうために。
この患者様は帰りには体が真っ直ぐに起こせてスタスタと歩けるようになりました。