風が吹いただけでも痛いとい言われている痛風。
若い人にも増えてます。
痛風発生機序
高尿酸血症では関節腔内で過飽和となった尿酸塩結晶の析出・遊離が生じ、これらに対する生体防御反応として痛風発作が起こる。
発作時は白血球増多、赤沈亢進およびCPR上昇が認められる。
痛風発作の原因には主に二つあります。
1、急激に尿酸値が上昇すると、関節内で尿酸が溶解しきれず尿酸塩結晶として析出し、遊離する。
2、急激に尿酸値が低下すると、関節内に沈着していた尿酸塩が遊離する。
発作の極期では、関節に沈着した尿酸塩が非常に不安定なため、新たな尿酸降下薬は開始しません。
こんなにパンパンになります。
急性期の治療と、痛風発作のない時期(間欠期)の治療とがあります。
なってからすることと、次にならないための治療ですね。
遺伝因子と環境因子が関与します。
「遺伝かなぁ?」
と、すぐに遺伝だけのせいにしがちですが、遺伝だけではなく、環境因子との兼ね合いです!
生活習慣を見直して防げることは防ぎましょう。