亀のお勉強
亀の顔を観察しようと覗き込んだ時、首が甲羅の中にきれいに収まる様子を見たことがありませんか?
その首の動きは骨のつくりによって2つのパターンに分けられます。
それが左の系統樹での分類に出てきた「曲頚類きょくけいるい」と「潜頚類せんけいるい」です。
横に曲がる首をもつ亀、曲頚類
ある亀の首の骨の構造を上からみると、U字に曲がって甲羅に収まってるのが分かります。
このような首を持つ亀をまとめて曲頚類とよび、南米のオオヨコクビガメなどがこのような首を持ちます。
潜り込む首を持つ亀、潜頚類
現在、地球上に生息するほとんどの亀は潜り込む首を持っています。
亀の体を横から見ると、首の骨はS字にカーブしていて、この首のおかげで首を引っ込めることができます。
これらの亀をまとめて潜頚類とよびます。
亀の種類がこんなにあるとは知りませんでした。
鶴は千年亀は万年
縁起の良いものです。
生物の特徴をこの歳になり色々知り、勉強になります。
子どもの目線で見えるモノと、大人になってから見える目線とで違いますね。
興味のある無しも関係しますが、何事も刺激を受けると感受性は豊かになります。
感受性はこれからも色々な刺激を受けることで育ちます。
色んなことにアンテナを張り巡らせていきましょう。