母指球の痛み
仕事で物を掴む、摘む動作がある。
その時の負担が重なってきていて、痛みを主張しだしたようです。
他の部位が痛くて通われてましたが、主となる部位が変わってきました。
元々は膝裏が痛くて正座やあぐらが困る、という状態でした。
膝の痛みが緩和してきて過ごしやすくなると、腕が痛くなり、手が痛くなり、肩や首まで・・・。
痛みがそれだけでてくるというのは体からSOSが出ているということ。
そんな悲鳴をキチンと聞いて向き合いましょう。
肩の関節の動きにくさがあり、それをかばって動かすようになり首まで痛くなった。
頚椎と胸椎の動きに制限がありました。
本来の動きを取り戻すように問題点へアプローチします。
それから動きを促します。
元の動きを思い出すように誘導し、上書き保存させます。
上書き保存をしてもまた痛みを繰り返すのは何が問題なのか・・・
深く掘り下げる必要があり、掘り下げられると解決していきます。
頚椎、胸椎、肩甲骨ー肩ー腕ー手と連動性の意識を持ち施術していきます。
動きの問題点を解決しないと、その場しのぎの治療になってしまいます。
日常あまり意識することはないかと思いますが、手の親指は非常に重要です。
親指だけが他の4本の指と向かい合うような方向に付いているため、上手に物を持ったり掴んだりすることができるのです。
指の付け根の関節は自由度が高く、手のひら側に曲げたり(屈曲)、手の甲側に反らしたり(伸展)、外に開いたり(外転)、内側に閉じたり(内転)と色んな方向に柔軟に動かすことができます。
手のひら側の、親指の付け根、個人差はあれど、ぷっくりとふくらんでいますよね。
ここを母指球(ぼしきゅう)と呼びます。
母指と小指を対立させて強く押し合っていると、親指の付け根がじーんと疲れてきますよね。
まさにここの筋肉です。
この筋肉に痛みが出ているとここだけを治療しがちですが、繋がりを大事にします。
手技や鍼灸を組み合わせて行います。
「手が痛いのにこんなところも鍼するの?」となることもあります。
ぜひご相談ください。
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痛みとしびれの専門院 メディカル整体 泰然
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院長 藤原一馬