こむら返り

こむら返り

今朝の目覚めはこむら返りでした。

という方手を挙げてください。

足の筋肉がつること、とくにふくらはぎの筋肉が痙攣することを「こむら返り」といいます。

医学的にはこむら返りは有痛性筋痙攣といって、強い痛みを伴う筋肉の痙攣を指します。

「こむら(腓)」とはふくらはぎを指す言葉です。

「こぶら」といった表現する地域もあるそうです。

痙攣した状態がコブラに見えてとか…知らんけど。

ふくらはぎの腓腹筋やヒラメ筋の痙攣が特徴的です。

通常筋肉は脳からの命令を受容体が受け取り、これを上手に調整して思った通りに動きます。

この調整が何らかの原因でうまくいかないと筋肉が収縮したままで痙攣状態になり、強い痛みを感じます。

こむら返りには昼間に起こるタイプと、夜間、寝ている最中や明け方に起こるタイプがあります。

昼間型は運動中あるいは運動直後に起こることがほとんどで、準備運動の不足や、多汗による運動中の脱水、筋肉疲労が原因といわれています。

夜間、寝ているときにはつま先が伸びてふくらはぎの筋肉が縮んだ状態であることが多く、運動神経が刺激を受けると筋肉を収縮させやすい状態にあります。

さらに、足裏に圧がかかっていないために筋肉の緊張を調整する機能が働きにくく、ふくらはぎの筋肉の収縮を強めてしまうことがあります。

夜間のこむら返りを繰り返すような場合、こむら返りを引き起こす原因となる病気が潜んでいる場合があります。

下肢静脈瘤、肝硬変、甲状腺機能低下症、脊髄疾患、多発神経炎、腎不全(血液透析)、糖尿病、不安定狭心症などが疑われます。

胃切除術後のカルシウム不足、ビタミンD不足からくる骨障害として見られることもあります。

利尿剤を服用しているために電解質異常を起こしているケースや、下痢による脱水があるケースもあります。

こむら返りのおもな原因は肉体的疲労と栄養不足です。

運動や労働による肉体の疲労、発汗や水分補給の不足による脱水、ミネラルなどの電解質の不足、冷えなどの要因が重なって起こると考えられています。

こむら返りの予防には、筋肉ストレッチや適度な運動を通して日頃から筋肉を鍛えておくといいでしょう。

運動後には水分と電解質の補給を怠らないようにしましょう。

また、筋肉を冷やさないことも大事です。

同時に、バランスのいい食事と水分補給で体内のミネラル(電解質)のバランスを維持することを心がけましょう。

とくにビタミンB1が不足するとこむら返りを起こしやすいといわれています。

肉や豆類、緑黄色野菜、牛乳などで効果的に取り入れましょう。

こむら返りの対策としてはお灸が有効です。

痛みのある部位にお灸+足三里がお勧めです。

その場として対処しただけでは不十分です。

原因の治療に取り組まなければなりません。

こむら返りを頻回に起こすような方は、一度受診して原因を特定することをおすすめします。

健康に過ごすためのお手伝いをします。

腰痛以外でも困りごとはお気軽にご相談ください。

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痛みとしびれの専門院 メディカル整体 泰然

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院長 藤原一馬

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