下腿部損傷
荷物を持って階段を降りてた。
重たい物を2人で前後になり2回から下に降ろす際に滑って受傷。
胸と下腿遠位部を打撲、足関節捻挫。
擦り傷と内出血あり。
どうやってぶつけたり、どう捻ったかは不明。
本人も分からず。
腫れ、内出血部位からの推測。
動作痛、圧痛部位からの推測をします。
左右圧、前後圧をかけて痛みの有無を確認します。
呼吸での痛み、せきやくしゃみでの痛みもなく、肋骨は骨折してなさそう。
鎖骨も大丈夫そう。
下腿部は擦り傷と腫れと痛みがある打撲。
足首は靭帯が多くあります。
骨と骨とを繋ぐ靭帯を損傷していることによる腫れ、内出血、動作痛、圧痛がみられました。
それらにプラスして擦り傷もありました。
擦り傷は表面はだいぶ治りかけていましたが、直接触るのは禁忌です。
そうなると周辺にお灸が最適です。
「日にち薬やろ?どうせ」
と言われてしまいそうなケースです。
放っておいても痛みは下がります。
下がるけど瘢痕組織(はんこんそしき)といって、皮膚の下でカサブタのようなものが出来てしまいます。
それが出来ると動きに制限が出たり、そこをキッカケにどこか違う部位に痛みが出ることもあります。
そうなると「治ったと思ってたのに、古傷が…」ということになりかねません。
お灸は組織修復に役立ちます。
その痛みを下げるだけではなく、早期回復の役割もあります。
鍼と灸を組み合わせると効果は上がります。
ただ今回のように鍼が出来ない場合もあります。
お灸だけでも効かせられるので、その手法を選択します。
捻挫の部位は固定する必要がありました。
包帯固定を行います。
どの動作で痛むのか、どの角度を制限かけるのかで巻き方が違います。
固定した包帯が直ぐに解けてしまうのは固定不備です。
パンパンに腫れてきて痛むのであればキツ過ぎてしまうので緩めます。
日常生活をどう過ごすのかまで考えての治療です。
痛みを取るだけではなく、健康に過ごすためのお手伝いをします。
腰痛以外でも困りごとはお気軽にご相談ください。
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痛みとしびれの専門院 メディカル整体 泰然
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院長 藤原一馬