肩こり2022.3.4
寒さが和らぎ、暖かい日もある。
「寒い時は肩をすくめる。すくめることで肩が凝る気がする」
と言われました。
その通りです!
僧帽筋(そうぼうきん)や肩甲挙筋(けんこうきょきん)がポイントです。
僧帽筋上部は背中の上部表層に広がる大きな筋です。
この部位は肩こりの自覚症状を起こす主要な原因筋として広く知られています。
僧帽筋上部線維は薄くて比較的筋力が弱いので、首の動きに関してはそれほど大きく関与しておらず、主に鎖骨、肩甲骨の引き上げ(挙上)動作に関与します。
その他に三角筋の働きを補助し、腕を上げる作用などにも貢献します。
僧帽筋上部は後頭骨上項線(こうとうこつじょうこうせん)・外後頭隆起(がいこうとうりゅうき)・項靱帯(こうじんたい)を介して頚椎の棘突起(きょくとっき)から起こり、鎖骨の外側の1/3の部分に停止します。
僧帽筋の名前の由来は筋肉の形状がカトリックの僧侶の帽子に似ているためと言われています。
肩甲挙筋は後部側面に位置する深層筋で、頚部から肩甲骨にまたがり、後方で僧帽筋、側方で胸鎖乳突筋に被われる筋肉です。
肩甲挙筋は頚椎C1~C4の横突起(おうとっき)の後結節(こうけっせつ)から起始し、肩甲骨の上角、内側縁上部1/3に停止します。
肩甲挙筋は文字通り、僧帽筋と共に主に肩甲骨の挙上に大きく貢献します。
小胸筋が働き肩甲骨が固定された場合では、左右両側の肩甲挙筋が同時に収縮すると頚部は伸展に働き、左右どちらか一方の肩甲挙筋が働けば頚部は側屈します。
また、小菱形筋とともに下方回旋にも関与することもあります。(この時下角が内側に回ります)
肩甲挙筋は僧帽筋(上部)とともに肩こりの原因となることが多い筋肉と知られています。
また、この筋肉の過剰な攣縮(れんしゅく)は肩甲骨を下方回旋、挙上位でロックし、二次的な肩関節の不安定性や腕神経叢症状(わんしんけいそうしょうじょう)を引き起こすことがあります。
僧帽筋と肩甲挙筋を鍛える場合はショルダーシュラッグ(肩をすくめるような動作)を行うことで鍛えることができます。
肩すくめて肩凝るけど、解消させるのに鍼灸や手技を組み合わせる。
さらに肩こりにくくするには鍛えるために、肩すくめの筋トレ・・・
どういうこと?ってなりますよね。
正しく行うと可能です。
ぜひ相談しにきてくださいね。
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