鍼灸専門学校時代2023.1.5
鍼灸の専門学校に通っていた時に色んな出会いがありました。
東洋医学の道なので、変わり者が多い業界です。
良い意味でも「変な」人が多い。笑笑
その中でも思い出深い先生がいます。
脈を診て問題点を見つける。
それから治療ポイントに鍼を置くだけで、治していく…(ざっくり説明)
不思議でしたね。
なんで治るんやろ?と。
気になって、ゼミに顔を出すようになりました。
ゼミに入るというより、患者役として行ってました。
そこにいるゼミ生も先生と同じように脈を診て、治療ポイントを決めて鍼を置く…
変化なし…
それは正直に伝えます。
「変わりません」
あぁかな、こうかな、と色々試すものの、変化なし。
すると先生がやってきて、鍼を置くと…
変化します‼︎
不思議でしたが、「気」の存在を感じさせる力のある施術をいつもされていました。
口は少し播州弁強めですが、気持ちの良い、居心地の良い先生の空間が好きで、いつも行ってました。
3年になると、先生の授業では臨床話が豊富でいつも楽しみでした。
その時に
「藤原〜、お前はなぁ、今は柔整師寄りの考え方で鍼をしてるけど、いずれこっちになるぞ(先生と同じような東洋医学寄り)」
と、笑顔で言われたのが印象深いです。
東洋医学を信じてないわけではないけど、疑ったような顔に見えたのでしょうか?
知らないから柔整師寄りな考え方だっただけでしょうが。
卒業後も難治な時、立ち止まって先生に連絡して相談していました。
西明石に勤めてた頃、仕事帰りの電車でたまたまですが、何度か一緒になったこともありました。
その時の先生は酔っ払ってましたね。笑笑
あの笑顔が素敵でした。
「患者さんにエネルギーを吸われる、という感覚でおったらあかんぞー。色んなところにある気を集めて自分の手を通して患者さんに注いでるんやから、自分は通り道におる分元気になっていかないと!」
この言葉でスーッと楽になったのを覚えています。
気の通り道にいる分元気になる。
仕事をすればするほど元気になる。
最高ですね!
多くの方に喜んでもらえて、自分も元気でいられるんですから。
いつまでも臨床に携われることは有り難いことです。
周りから聞いた話では、先生の学校での授業は僕らが2年の年に引退する予定で、そのままだと僕らは受けられませんでした。
大川、藤原がおるからもう1年延長して授業する、と言われてたそうです。
どこまで本当かは先生に聞いてないので、分かりませんがめちゃくちゃ嬉しいですね。
そんな先生に会えたことが財産です。
教えを元に東洋医学をもっと学んでいきます。
ありがとうございます。
まだまだ治せないことがたくさんあるし、もっとこうすれば、と思うこともあります。
一生勉強ですね。
また挨拶に伺います。
感謝
年始診療開始しております。
2023年も皆様にとって健康的な生活が送れるためのお手伝いをさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
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痛みとしびれの専門院 メディカル整体 泰然
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院長 藤原一馬