月の満ち欠け2023.1.11

月の満ち欠け2023.1.11

鍼灸と月の満ち欠けや潮の満ち引きが関係する考え方があります。

月が満ち欠けする理由は知っていますか?

  • 月は自ら光る天体ではなく、太陽の光を反射して輝いています。
  • 輝いている面がどの方向を向くかが、太陽と月の相対的な位置関係によって変化します。
    • 月と太陽が同じ方向にあれば輝いている面は太陽側を向き、地球には暗い面を向けていますので月が見えない=新月(朔)となります。
    • 月と太陽が反対方向にあれば輝いている面は地球側を向くので、丸い月=満月(望)となります。
    • 月と太陽が直行する方向にあれば輝く面は半分しか見えないので、半月=上弦・下弦となります。

日に日にその姿を変え、私たちの目を楽しませてくれる月。

その時々の姿によって、美しい風情のある名前がつけられています。

月の名前を知れば、毎日見上げる月も、もっと愛おしく感じることができるでしょう。

新月(しんげつ)

地球から見て太陽と月が同じ方向にあるので、月を見ることはできません。

月は29.5日で新月から満月、そしてまた新月へと満ち欠けを繰り返しています。

そして、新月から経過した日数を月齢であらわします。(旧暦1日の月)

二日月(ふつかづき)

日が沈んだあとに浮かぶ、糸のように見えることがある細い月。

別名「繊月(せんげつ)」とも呼ばれます。(旧暦2日の月)

三日月(みかづき)

さまざまな物語や歌に登場する有名なお月さま。

日没後の西の空にかかります。

その細く輝く姿から「月の剣」とも呼ばれます。フランス語ではcroissant(クロワッサン)。

あの三日月形のパンの名前の由来にもなっています。(旧暦3日の月)

上弦の月(じょうげんのつき)

美しい姿を弓に張った弦になぞらえ、弦月(げんげつ)や弓張月(ゆみはりづき)と呼ばれます。(旧暦7~8日頃の月)

他にも、上の弓張り(かみのゆみはり)、玉鉤(ぎょっこう)など多くの名前で呼ばれます。

ちなみに玉鉤は、古代中国で儀式が行われた際、革帯をとめたかぎのこと。

上弦の月はちょうど新月から満月へと移り変わる中間に位置し、見上げると面白いぐらいぴったり半分に分かれた月を見ることができます。

クレーターがとてもはっきりと美しく見えるので、双眼鏡や望遠鏡などで観察するのも面白い月です。

十三夜月(じゅうさんやづき)

他にも、上の弓張り(かみのゆみはり)、玉鉤(ぎょっこう)など多くの名前で呼ばれます。

ちなみに玉鉤は、古代中国で儀式が行われた際、革帯をとめたかぎのこと。

上弦の月はちょうど新月から満月へと移り変わる中間に位置し、見上げると面白いぐらいぴったり半分に分かれた月を見ることができます。

クレーターがとてもはっきりと美しく見えるので、双眼鏡や望遠鏡などで観察するのも面白い月です。

十三夜の月見旧暦9月13日の夜は、月見を楽しむならわしがあります。

旧暦8月15日の十五夜の月見につづく月ということから、後(のち)の月と呼ばれることも。

十五夜の月見は中国から伝わりましたが、十三夜の月見は日本で生まれました。

まだ少し欠けている「旧暦13日」の月を、なぜ日本人は古くから愛してきたのでしょうか。

それは、完璧ではない未完成ゆえの美しさが、日本人の心に響いたからだと考えられています。

旧暦8月15日の十五夜の月が芋名月(いもめいげつ)とも呼ばれるように、この頃収穫される栗や豆から「栗名月(くりめいげつ)、豆名月(まめめいげつ)」と呼ばれます。

小望月(こもちづき

満月への期待をふくらませ、先人は前夜の月に名前を付け、愛でました。(旧暦14日の月)

十五夜の月、満月

一晩中、夜道を明るく照らす満月は、昔の人々の大きな助けとなりました。

十五夜の月と満月は必ずしも一致しませんが、月齢からの推測が簡単なため、十五夜の月=満月と呼ぶことも多くあります。(旧暦15日の月)十五夜の月見
古来より、旧暦8月15日の夜空に浮かぶ月はもっとも美しいといわれ、鑑賞するならわしがありました。

この月見はもともと中国から伝わったならわしで、日本では平安時代に定着したとされています。

ススキや秋の七草を飾り、月見だんごや収穫された里芋をそなえ、お月見を楽しみます。

十五夜の月見は「中秋の名月」(ちゅうしゅうのめいげつ)とも呼ばれます。

旧暦の秋にあたる7月、8月、9月の真ん中の月である8月は、ちょうど秋の真ん中にあたるため、「中秋」と呼ばれます。

十六夜月(いざよいづき)

「いざよう」とはためらうという意味。十五夜よりやや遅れて出てきます。(旧暦16日の月)

立待月(たちまちづき)

「今か今かと立って待つうちに月が出る」といわれたことから名付けられました。(旧暦17日の月)

居待月(いまちづき)

月が出るのを、居間などに座って待つという意味の名前が付けられているお月様。ゆったりと出迎える風情豊かな月です。(旧暦18日の月)

寝待月(ねまちづき)

月の出が遅く、寝て待つほどという意味から寝待月と呼ばれます。別名「臥待月」(ふしまちづき)とも。(旧暦19日の月)

更待月(ふけまちづき)

月の出が遅く、夜更けまで待ってようやく出てくるお月様。

十五夜の月以降、十六夜月(いざよいづき)、立待月(たちまちづき)、居待月(いまちづき)、寝待月(ねまちづき)、更待月(ふけまちづき)と1日ごとに月に名前が付けられています。

これは、昔の人たちが日が暮れて真っ暗になってから、月が出るのを今か今かと心待ちにしていたから。

きっと、今よりももっと、月明かりを恋しく思っていたのでしょうね。(旧暦20日の月)

下弦の月(かげんのつき)

真夜中に昇り、昼ごろに沈むため、夜明け以降の青空に見えることがあります。(旧暦22~23日の月)

「月の呼び名」、いかがでしたか?
月の名前は、どれも美しく魅力的です。

古くからたくさんの人々に愛されてきた月の名前を知ることで、もっともっと、月のことが好きになれたらいいですね。

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