中足骨2023.1.22
ランニングをしていて足が痛む。
マラソンシーズンですので、ランナーからのこういった相談が続きます。
痛みの部位を確認して、痛みの出るタイミングや圧痛点などを確認して部位を絞っていきます。
第2、第3中足骨の圧痛が強く出ています。
この部位は疲労骨折の起きやすい部位です。
中足骨はランニングやジャンプの際に大きな力が繰り返し加わり、その蓄積により痛みが出やすいです。
この部位の疲労骨折は陸上競技の短・長距離や跳躍、バスケットボール、バレーボール、剣道などで多いです。
強い痛みや内出血、大きな腫れるというより少し膨らんだりする場合があります。
運動しているときや圧迫したときに痛みを感じることが特徴です。
ぶつけたり捻ったりという明らかな外傷がないのに、なかなか改善しない慢性的な痛みや腫れがあるときは疲労骨折を疑います。
初期では、X線検査では所見が認められないことが多く、まずMRI検査を行います。
局所の炎症や微細な損傷は超音波検査を行います。
発症後2週間以上経っているものではレントゲンでも変化が認められることがあります。
骨の表面に傷があれば、それの修復跡が見られるため骨折していたことがわかります。
バキッと折れるだけが骨折ではなく、こういった場合は不全骨折と呼びます。
どうやって治すのか?
基本的には疲労骨折が生じた部位に負担をかけないことが重要です。
スポーツ活動の中止だけでも改善はしますが、疲労骨折を発生させる原因となる体の使い方やバランスの不十分な部分を評価し、適切に施術を行います。
普段心掛けることに関しても、必要に応じてご提案させていただきます。
マラソンの大会スケジュールと相談しながら計画を立てていきましょう。
この文を読まれた方で相談したいことがあれば、メッセージ気軽にくださいね。
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痛みとしびれの専門院 メディカル整体 泰然
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院長 藤原一馬