手のしびれ2023.4.14
胸郭出口症候群の相談がありました。
それって何?
胸郭出口部において、腕神経叢や鎖骨下動脈が牽引または圧迫されることで、上肢の感覚障害や運動麻痺をきたす疾患。
と、あります。
胸郭出口とは鎖骨や第一肋骨や周囲の筋肉によって形成されるところ。
その部位には腕神経叢と言って神経の束になったものが通過しています。
その神経叢や動脈の通り道になっていて、それらが牽引されたり圧迫されたりして手が痺れたり冷たく感じたりします。
症状としては首の痛み、コリ、握力低下、巧緻行動障害、手の痛みやだるさ、痺れなどがあります。
それらを訴えてこられたらい頚部の動きの確認していくなかで、症状誘発テストも同時に行う。
すると現場では素早い判断から対応までが可能になります。
首が長くなで肩の女性は肩甲帯が下垂しやすく、上肢が下方に引かれ、牽引刺激が加わり発症しやすいと言われています。
小胸筋や斜角筋の硬さや発達具合により圧迫された場合も発症しやすくなります。
このエリアの狭小化は症状の出やすさを誘発します。
日常生活において、荷物を手にぶら下げる姿勢や長時間の事務作業、腕を上げっぱなしなどで起こります。
生活習慣の見直しなどのアドバイスを行うことで、症状が軽減する場合も多いです。
ただ硬さの出ている筋肉などは柔らかくしておく方が効果が高いので、手技や鍼灸を用いて行います。
圧迫型で保存療法が無効な場合には手術療法が適応となることがあります。
圧迫している第一肋骨を切除する手術になります。
体に起こる異変を放っておく方が多いです。
早めに対処すれば治っていく過程も早く、費用も時間もかからずに済みます。
違和感があれば早めにご相談ください。
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痛みとしびれの専門院 メディカル整体 泰然
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院長 藤原一馬