着替えをする時に肩が痛む。
肌着の脱ぎ着で困る。
女性に多いのは下着を着ける時の動きですね。
肩は自由度の高い関節です。
大きなパワーを出す、支える、というよりはグルグル動かすような役割がメインとなります。
動きの特性がある分、痛みが出ると色々なことで困るようになります。
肩の関節は複数の筋肉や関節が関与するため、動きを細かくチェックして、どこに問題が起きているのかを診ます。
ざっくり言うと、五十肩です。
肩関節周囲炎とも言います。
肩に炎症、そのままですね。
その中でも肩のどこにトラブルなのか、どの問題点がこれだけの影響をもたらせているのか、分かりやすく説明いたします。
体の中で見えない部分です。
自分の体で起きていることを、言葉やイメージが出来るように、共有できるようにします。
患者様自身で感じていることも、細かく質問したり一見そんなことも?と思うようなことを聞くのは、痛みを共有したいがためです。
共有できると、その症状の絞り込みがしやすくなったり、治療方針も決めやすくなります。
多くの引き出し方、最善の策を選択し、提供します。
体の相談だけでなく、他に困っていること、悩み事からもヒントになることがあります。
痛みの要因に気づいていないことが多いためです。
既往歴もその一つです。
昔すぎて忘れていることもありますよね。
気にもとめてなかったり。
知らぬ間にかばって動くようになっていたり。
昔の手術だから手術痕が大きく残っていたり、現役バリバリで仕事に早く復帰するためにリハビリもキチンとしてこなかったから・・・
というようなこともあったり。
事情をよく聞くと見えてくることがたくさんあります。
全てが繋がっています。
繋がりは筋膜だけではないのです。
人と人の縁や繋がりもたくさんあり、その縁のお陰で多くの方が来院されています。
肩の痛みは肩だけにあらず。
問題点を点でも線でも診ます。
一回の治療で完全に、と言うのは難しいことが多いです。
リハビリ、動きの連動を取り戻すにはコツをつかむことと、日々の意識が欠かせません。
その大変な工程を一人ではなく、泰然で一緒にやっていきましょう!