朝イチ、歩き始めると膝が痛い。
痛みの波がある。
すごく痛くなる日とそうでない日がある。
楽な日は走れそう!と思うほど快適である。
痛い日は家事が困難になるくらい辛い。
足首も腫れる。
立位の姿勢、歩行姿勢をチェックします。
しゃがむ姿勢、正座、立ち上がりなどの動きもチェックします。
チェックした動きでの問題点から治療ポイントを探ります。
治療ポイントは足首、膝、股関節のそれぞれの関節とその周辺筋肉群です。
筋肉は硬く縮こまると機能低下を起こします。
その縮こまりを解きほぐし、関節の動きを助けることで立ち方、歩き方、しゃがみ方、正座、立ち上がり方に変化が出ます。
一回の施術で全てがクリアーすれば万々歳です。
そうも行かないこともあります。
何年もその体と付き合ってきていると、変化するのにも時間がかかることもあります。
ただ放っておいても改善するわけでもなく、いかに手が加えられるかでその後の変化が違います。
痛みが下がると意欲的になり、指導した体操もやりやすくなります。
ただ痛く無くなる分、困らないので体操の継続は難しくなります。
1、2回、一週間や二週間はするけど何ヶ月、何年も継続するのが困難なケースは多く見られます。
「痛みだけ取ってくれたらええねん。また痛くなったら頼むね。」
という声が聞こえてきそうですね・・・
今回のケースは初期段階で直ぐに痛みが下がり、動く量が増えて、また痛くなり、その繰り返しで心も折れかけたようです。
その後また痛みが下がり、可動する範囲も増えて喜びが出たので、自分自身でも日常にもっと気をつけないと、治療任せではあかんのやな、と気づかれたことが大きいですね!
受動的な部分ではなく、自動的な部分の配分は大きく影響します。
それに気づき、それを実行する。
行動あるのみです。
「立ち上がりで、つま先の向きを気にしてるねん。いつまでも受け身ではあかんしなぁ。」
この一言が嬉しかったですね。
痛みも下り坂をずっと下るだけでもなく、階段状の変化することもある。
ここが踏ん張り時!と慣れたことは勝因ですね。
痛みが一度でも出たら上手く付き合う。
わかってはいるけど、そんなにすんなり受け入れられない。
だから泰然があります。
困って、喜んで、困って、喜んで・・・
いろんな場面でのサポートを致します。
同じ治療、同じセリフばかりの治療を受けてきて治らなかった方は気付きます。
その違いに。
泰然を選んでくださりありがとうございます。
これからも全力でサポートさせて頂きます。