握る動作で痛む。
道具を使って行う作業では握って、道具を操作します。
操作中の動きで捻るような動きがあると痛む。
痛みは表面的な痛みではなく、中の方が痛むような感覚になり、ズキンとします。
痛みは見た目以上に強く、握ってた物を落とすこともあるくらいです。
力強く握られなくなったり、安静時に痛みが出ます。
手根骨はお城の石垣のように配列され、それぞれ絶妙なバランスを保持し成り立ちます。
安静時はもちろん、動作時にも少しずつ動きバランスを取ります。
その石垣が少しでもズレたり動きが悪くなると歯車が狂うため痛みます。
それぞれ関節は連動して動くため、どれかが欠けても困る。
役割があり、それを全うする。
大きく動いて暴れるような関節ではないので、目立たないがしっかりと役割がある。
そんな手根骨。
手根骨の治療もキチンとしている人は少ない。
こんなくらいでいいか、ではなくもっとスムースに動かせられるまで一緒に頑張りましょう!