いつもお世話になっている正道会館の第四回播磨ジュニア空手道選手権大会の救護に行ってきました。
型トーナメント、組手トーナメント、運動会部門がありました。
ジュニアの大会なので、幼稚園児から中学生までの参加です。
身体がまだ発達途中なため、打撃による衝撃を受けた際の注意が必要です。
いつも氷を用意して挑みます。
打撃系の武道ですのでケガがつきものです。
ただいつも思うのが・・・
アイシングに対しての意識の低さ・・・
打撲した部位は毛細血管が損傷しています。
炎症が起きて腫れます。
この腫れがあると治るのが遅くなりますしキチンと治りません。
この腫れを最小限にすることがキチンと治すこと、早く治すことに繋がります。
直ぐに氷を渡して冷やし方の説明をし、そのまま氷を差し上げるので冷やし続けてくださいと伝えたのですが・・・
「保冷剤があるのでいいです」
「(ちょっと冷やしただけで)もういいです」
と返却されます。
アイシングが万能だとは思っていませんが、保冷剤はアイシングではありません。
氷でないと患部の熱を奪ってくれません。
保冷剤好きですね・・・
根性論好きですね・・・
「それくらいの怪我なんてケガのうちに入らない」
てことでしょうね。
試合の際は痛くても痛くない!大丈夫!なんのこれしき!という気合は必要でしょう。
ただ、終わった後はどれだけ早くリカバリーするか、回復させる環境をいかに整えるかです。
ジュニアの大会なので、環境を整えるのは親御さんなどの大人です。
大人の意識が変われば選手ももっと伸びるでしょう。
小さい頃からの意識付けを上手くしてあげてください。
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