流星群
昨日は流星群見ましたか?
毎年,お盆のころ(8月中旬)になると、「ペルセウス座流星群」の活動が活発になります。
この流星群は毎年安定した活動を見せてくれるので、多くの流星が期待できるそうです。
少し調べたことを載せます。
望遠鏡や双眼鏡のような機材を利用しなくても肉眼だけで楽しむことができるので、初心者の天体観測体験や小・中学生の自由研究の題材にも最適です。
ほんの一瞬だけの輝きを見せ、夜空に吸い込まれるように消えていく流星。
目にした者の心を放さない、美しくもはかない存在です。
数ある流星群の中でも、最も華やかに出現するペルセウス座流星群。
塵を放出して流星群の原因となる天体を母天体と呼びます。
この母天体の軌道と地球の軌道が交差していると、毎年同じ時期に地球がその交点付近を通る際に、塵の集まりと地球がぶつかることになります。
したがって、流星群の流れ星は毎年同じころに同じ方向から飛んでくるように見えるのです。
ペルセウス座流星群の母天体は、約135年周期で太陽系を巡っているスイフト・タットル彗星です。
現在スイフト・タットル彗星は地球から遠く離れたところにありますが、彗星から放出された塵は彗星の軌道上に広がって分布しており、彗星と同じ軌道を運動しています。
そのため、ペルセウス座流星群の流れ星は彗星の位置にかかわらず毎年多く見られます。
流れ星(流星)は、宇宙空間に散らばっている小さな塵(流星物質)が地球の大気圏に飛び込んで大気中の原子や分子と衝突し、上空100km前後でプラズマ発光する現象です。
地球が塵の集まりとぶつかると、流星群の流れ星は雨のように平行に降ります。
平行に飛び込んでくる流れ星が放射点を中心として放射状に流れるように見えるのは、一直線の道路の両端が遠方の一点から伸びてきているように見えるのと同じ理由です。
塵が宇宙空間を同じように移動した場合の流れ星の見かけの動きを考えると、放射点付近では経路が短くなり、放射点から離れるほど経路が長く見えます。
とくに放射点では、流れ星は観察者に向かってくるように見えます(静止流星と呼びます)
高校生の頃しし座流星群を同級生と共に見た覚えがあります。
懐かしいなぁ。
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