熱中症
私たちのからだは、体温が高くなると汗をかいて、体温を下げながら体温を保っています。
春夏秋冬と季節が変わるなかで、とくに体調を崩しやすい時期は春と秋です。
1日の気温の差、エアコンによる屋内外の温度の差が激しいため、体内の水分バランスが崩れ、体温調節がうまく働かなくなってしまうのです。
体温調節を上手にコントロールするには、日頃からのどの渇きに応じてこまめに水分をとり、からだの水分量を保つように心がけましょう。
また、衣服でも体温調節を行うことも大切です。
熱中症というと、運動中や炎天下での肉体労働中に起こりやすいというイメージがあるかもしれませんが、室内でも起きやすくなっています。
発生が最も多いのは7~8月。
梅雨明け時期や急に暑くなった日は、からだが暑さに慣れていないため注意が必要です。
調理や掃除など家事の最中だけではなく、何もしていなくても起こるケースがあります。
発生の多くは子どもと高齢者です。
とくに高齢者では、暑さや水分不足に対する感覚機能が低下し、水分摂取量も少ないため注意が必要です。
のどの渇きに応じてこまめに、または就寝前や入浴時にはのどが渇いていなくとも水分をとり、室内の温度や湿度、通気性のよい服を着るなど気を配りましょう。
暑くなるとビールが飲みたくなる方も多いかと思われます。(季節関係なくアルコール多飲の方もおられます・・・)
アルコールの成分は利尿作用が働くため、お酒を飲むほど、どんどんからだの水分が奪われ、カラカラの状態に。
お酒を楽しく飲むためには、お酒を飲む前、飲んだ後、飲んでいるときに、お酒と一緒にお水「チェイサー」を頼んでお酒と水を交互に飲むことを心がけましょう。
水分補給と同時に、アルコールをからだの外に排出することができます。
運動時にからだの水分量が体重の2%以上減少すると、体温調節機能や運動パフォーマンスが低下します。
運動前と運動後に体重をはかり、運動中はのどの渇きに応じて水分を補給。
運動後には失われた量と同じ量の水分を必ず補給し、体重減少分を元に戻すことが大切です。
子どもは一度に大量の水分をとったり、逆に飲まないこともあるので、運動時には必ず休憩のタイミング(20~30分ごと)を設け、のどの渇きに応じて水分を補給しましょう。
コロナウイルスも心配ですが、熱中症にも十分お気をつけください。
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痛みとしびれの専門院 メディカル整体 泰然
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院長 藤原一馬