手首の痛み
手をついたら痛い。
起き上がる時、立ち上がる時、よっこいしょと掛け声とともに手をつく。
その時に痛む。
痛くないようにつくがやっぱり痛む。
そんな相談を受けました。
再現性を確認します。
どの角度で痛みが出だすのか、どのような種類の痛みなのか。
手首の尺側に強く痛みが出ていました。
この部分はTFCCと呼ばれます。
TFCCは、日本語で「三角線維軟骨複合体」と言います。
何やら複雑な名前ですね。
手くびの小指側にあります。
複数のパーツで構成されていますが、主なものは2つです。
三角繊維軟骨と橈尺靭帯です。
浅い部分にある「三角線維軟骨」はハンモックのような構造をしており、TFCCの先にある手根骨という複数の骨を支えるクッションの役割を持っています。
深い部分にあるのが「橈尺(とうしゃく)靭帯」で、橈骨と尺骨をつなぐヒモです。
馬車と馬をつなぐ手綱のような役割を持っており、腕を回した時に2つの骨が離れ離れにならないよう働きます。
手の位置によって、緊張したり、ゆるんだりします。
TFCCとは二つの前腕骨(橈骨と尺骨)で作る関節(遠位橈尺関節)を安定化させている支持組織です。
遠位橈尺関節は手関節に隣接して存在し、肘関節に隣接する近位橈尺関節と共に前腕の回内外運動を行います。
捻挫などの外傷や、慢性的に繰り返されるストレス、加齢による変性などが原因となります。
この損傷を疑います。
仕事での負担があるので、動かし方の工夫も行います。
患部には鍼灸の刺激が相性良いです。
同部位に何度も繰り返しお灸の熱刺激を入れます。
すると痛みがグッと下がります。
放っておいても痛みが下がらない時はご相談ください。
健康に過ごすためのお手伝いをします。
腰痛以外でも困りごとはお気軽にご相談ください。
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痛みとしびれの専門院 メディカル整体 泰然
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院長 藤原一馬