台風の影響が各地で出ておりますが皆様十分ご注意ください。
関節痛専門院として肘の痛みで相談されることも多いです。
上腕骨外側上顆炎と言われます。
肘の外側のボコッとした部位の痛みで、使いすぎて痛むことが多いです。
介護職の方、炊事家事をする方、スポーツ選手に多く見られます。
この痛みの出る部位は腱が骨に付着するのため、付着部障害とも言われます。
繰り返し刺激が継続的に加わることが原因となること、肘の周囲の骨、筋肉や腱の支持機構が緊張を強いられ、本来ではない仕事をさせられることで起こりやすい。
靭帯の直接的なストレスだけでなく周囲の筋肉の負荷が緊張をさらに高めて、痛みの憎悪につながると考えられています。
X線像にて異常を認めることはほとんどなく、問診による発生機序、理学所見が有効な情報となります。
痛みの発生した動き(雑巾を絞る、本棚の本を取る、ペットボトルの蓋をあけるなど)をやめる。
安静にすることで炎症が起きない環境になる。
泰然では局所の治療としてはお灸、はり通電治療を行います。
関係する動きを取り戻すために、首、背中、腕の連動性を高めるような施術も行います。
痛みの出ない動かし方をマスターして次に痛みのない体作りも同時に行います。
継続的な治療で結果を出す症状ですので、一発で!とはなかなか難しいですが何度も繰り返す痛みになってしまうか、ここで食い止められるか、が重要になります。
ぜひ相談ください。