はい、もちろんです。
ただし、条件付きです!
どんな条件かは人によって異なるため一概に言えませんが。
痛みの段階、治癒段階によっては禁忌事項もあるし、できることも負荷も違います。
そのため条件付きで、となります。
空手の稽古を週二回している。
組手をしていると前傾姿勢が強くなってしまうことに悩んでいる。
なるほど。
体を起こす筋肉は背中、腰の筋肉ですが、前傾姿勢をお腹側の筋肉で支えられていないのでは??
と考え、チェックするとその通りでした。
一つの動作に集中するあまりに、一つ忘れる、というように。
一番大切な丹田に力を込めることを疎かになっているという。
丹田はへその少し下にあり、力を込める部位です。
格闘技とかだと、帯を締める位置ですね。
この部位に力を込めると、うまく力が伝達され、突きを出せば拳に、蹴りを出せば足に力が伝わります。
先端だけではダメで、中心部からの力の伝わりを上手く先端まで持って行くことで効果が出せます。
その中心部の使い方がよく言われる体幹です。
字の如く体の幹になる部分のため、とても重要です。
体幹はただ硬いだけでもいけなくて、必要な硬さでコントロールする必要があります。
攻めるだけでなく、攻めながらも守る。
守るだけでなく、守りながら攻める。
その攻守の切り替えは素早く、正確に。
となると、どこに力を込めて、どう動かして、というのは本能的な動きに近くなるような気がします。
無意識化でできるまでは意識させて鍛錬するのみ。
その意識させる時の体幹の使い方、力の入れ方や切り替え方をやることで、実戦に生きます。
ただ固めるのではなく、必要な使い方をする。
これは日常生活にも言えることです。
体の使い方が変わると腰痛も避けられます。
ぜひ、試して実践あるのみです。