変形性膝関節症は痛みや可動域の制限、変形などを生じます。
加齢を基盤として生じ、関節の機能障害をきたす疾患です。
関節軟骨の変性・摩耗および骨の増殖性変化やそれに伴う二次性滑膜炎により、疼痛、腫脹、可動域制限、関節変形などをきたす。
関節軟骨は衝撃吸収と滑らかな運動性との働きを担っており、関節保護の重要な組織である。
この関節軟骨の変性や減少や骨棘(トゲのようなもの)形成により、関節変形をきたすと考えられています。
こういった変性により、周囲組織の炎症が生じると痛みがあったり、関節液が貯留し腫脹していることが多いですね。
この膝の状態で何ができるか?
泰然では鎮痛を優先させます。
同時進行で体のアンバランスさを調整していきます。
痛みをかばい、他の部位まで悪くなることを最小限に食い止めます。
関節のどこまで動かせるのか(関節可動域)を見ながら、可動させられるの自動なのか他動なのかでも違います。
痛いから怖くなり動きにも制限がかかっていることも多く、痛みを下げることとかばうことで不良となっている動きやバランスに気づいてもらいます。
痛みを下げながら同時におこ布はこれが理由です。
痛みだけに着眼せずに、全体を見る。
膝が曲がることが幸せなのか、伸びた方が幸せなのか、その方の生活スタイルや状態をしっかり見た上で判断します。
体のトラブルは放っておいても治りません。
年齢が重なればよりそう感じることが増えます。
きちんとした対応をすることで、この先何十年も上手に付き合っていけるものにしましょう。