首の痛み2022.3.18
頭痛もある。
頚肩部、頭部の重み、コリ感の相談に来られました。
頭の重みはボウリングの球くらいあると言われています。
この重みをどこで支えているのか、動かす時はどこに負担がかかっているのか。
立位で体を横から見た時に、頭の位置はどこにあるか気にしたことありますか?
ふんぞり返ることってそう無いですよね。
多くは頭が前に垂れて下向いたり前を向いたりしています。
頚椎や胸椎、腰椎は生理的な弯曲(カーブ)をしています。
このカーブとは違った形で過ごしている場合に起こることが、今回のような症状です。
背中が丸くなり、前胸部が縮こまるような姿勢でいると下向くのはしやすくなります。
逆に上向くのが辛くなります。
その姿勢で下ばかり向いてられないので、正面を向こうとすると無理矢理頭を起こす形になります。
すると首の筋肉に負担がかかります。
テントでロープをぴーんと張るように、頭が前に行こうとするのを支えるように働かせます。
この状態が長く続くとどうでしょう。
コリが蓄積して、ダルくなったり重く感じたり痛くなったりするのが想像できます。
筋力が強く、頭の重みも支えられたらそう辛くもないでしょう。
プロレスラーのように首を太く鍛えましょう!
なんて声かけしても響きません。
F1レーサーのように首を鍛えるには横向きで頭から顔にかけてお米を乗せたら良いそうです。
お米なので細かく重さの設定も可能です。
1kg、2kg・・・というように。
お米を乗せた頭を側臥位の姿勢で持ち上げる。
ダンベルのような硬い物だとそうはいきません。
痛くて上げられないでしょうね。
鍛えて解消させるには、まずは痛みのある部位や硬結部位を先に解消させましょう。
それからの方が効果が高いです。
鍼灸を組み合わせて痛みやこり、のぼせを解消させます。
みぞおち周辺にガスが溜まるようなことがあります。
叩打するとポンポンと何か溜まってます、というような音が聞こえます。
その部位に鍼灸で刺激すると解消します。
脚にあるツボにも同時に刺激をし、変化させます。
これらの組み合わせにより、施術後はスッキリした表情をされていました。
「スッと一本通った感じがする」
と、感想を言われました。
上に上がって滞っていたものが下の廻りを作ることで上手く循環してくれたようです。
こういった解決策も選択肢の一つとして覚えておいてください。
ケガ人が多く出たり悩みの人を増やしたくないですが、まだまだ悩んでいる方、困っている方はおられます。
どこに相談したらええか分からん、という方の手助けができるよう努めています。
ご紹介ください。
施術も同様、痛みを取るだけではなく、健康に過ごすためのお手伝いをします。
そんな自分たちが第一に健康でいられるように。
腰痛以外でも困りごとはお気軽にご相談ください。
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痛みとしびれの専門院 メディカル整体 泰然
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院長 藤原一馬