空手大会の救護2022.11.13
第6回瀬戸内杯空手道選手権大会の救護係として参加してきました。
大きなケガもなく無事に終わって良かったです。
大会に参加するに当たって、いつも輪番の確認、AEDの確認などをします。
日曜は病院が休みになります。
救急として必要な場合の整形外科が輪番制でホームページに出ているので確認しておきます。
姫路市以外からも参加者がいるので、直ぐに説明できるように場所の把握もしておきます。
今の時代、スマホがあるのでナビゲーションはアプリがしてくれるの大きな役割です。
ある程度の説明をしておいたら、後は自分で何とか行ってちょーだい、とできます。
試合の前は痛めた足のテーピングを希望する方が来たり、裂傷での皮膚の保護を希望する方が来られました。
拳の部分はテーピングする際に制限があります。
拳の強化になるような巻き方はしないという約束事があります。
被覆が目的なので、そのことを審判団に説明しチェックしてもらいます。
突きをした際にテーピングがズレて血がついたら相手に迷惑がかかるのでは?という心配をされてましたが、空手をしている以上は起こりうることなので相手もそれは了承しているはず、と伝えておきます。
感染症のリスクを下げることはもちろん必要です。
リスク管理をした上で起きたことは仕方ありません。
蹴りを腹部に受けて、運ばれた方もいました。
肋骨の骨折も疑いますが、受傷時の衝撃で涙が出ています。
興奮状態なので、どこまで痛いのか、悔しくてなのか、一度泣いたら後にはひけないからなのかの判別が困難です。
圧痛と触診での感覚、他動での反応を確認します。
落ち着いたら、今後の注意点などを伝えます。
他で多かったのは金的の対応です。
蹴りがたまたま、タ○タ○に当たることです。
踏み込んだタイミングや、脚の位置でどうしても当たることがあるようです。
ファールカップをはめて守ってはいますが、当たる時の衝撃は伝わります。
その周りが痛くなったり、それ越しで伝わった痛みで苦しみます。
身体の表面が痛いというより中から痛むので不快な痛みになります。
我慢しにくい痛みになるので、うずくまります。
触診して何か処置ができるわけではないので、どこに当たったのかを確認してから、呼吸を落ち着かせます。
姿勢や体勢で痛みの変化があるのでその確認をしていきます。
野球の捕手もファールカップをします。
カップをしている時に当たったことはありませんが、していない時に当たるんですよね・・・
めちゃくちゃ痛いです。
はめていると歩きにくいし走りにくいので、練習だとめんどくさくてしなかったことが多かったです。
横着せずに準備が大切です。
今回は大きなケガもなく終われたこと、関係者の皆様に感謝いたします。
ありがとうございました。
LINEはこちらから。
https://line.me/ti/p/a0z7ylMjWr
ID:taizen4976
痛みとしびれの専門院 メディカル整体 泰然
姫路市東辻井2-8-34(ヤマダストアー前、辻井はやし内科と焼き鳥大吉の間)
090-1070-4976
院長 藤原一馬