寝ているとどっち向いてるのか、どんな寝相なのかも分からない。
体の細かい分析とは別に、日常に潜む痛みの謎?にも目を向けることが求められます。
横で観察しているわけではないので、推測すること。
患者さんの訴えの詳細に耳を傾け、同じ目線で見ようとする。
何なら夢まで共有するくらいの勢いで食いつくことも時には必要です。笑
痛いのに良い夢みてるとは考えにくい。
痛みは膝同士がぶつかって出ていることから、内側の関節部分の高さで起きている。
肉厚な部分同士ならそこまで痛くないはず。
内出血でもしていれば肉厚でも痛くて目が覚めるでしょう。
尖ったもの同士なら当たると痛いし、少しずれたら痛くないのに。
という感じである。
寝る時の工夫として、膝と膝の間にクッションや座布団などを挟むようにしていても、寝相によってはどこかへ行ってしまい意味がない。
股関節の捻れる硬さも関係していると想定します。
まっすぐではなく、少し捻りが強く出て横向いて寝ていたら膝同士はぶつからないのでは?
など推測します。
股関節の柔軟性が向上することで解消できる問題は他にもあります。
下肢の血流、いろいろな流れを止めてしまっていること。
この問題を解決することで、単純な膝の痛みが除去できたらぶつかっても痛くならない。
柔らかいところは柔らかく、流れるところは流す。
角の立たない関係性でいられるように。
体と対話して上手く付き合うようにしてください。
そのお手伝いをするのが泰然です。