自転車に乗ると股関節が痛む。
こぐ動作で自転車のサイズが合っていない、力の入れ方が悪い、などが見られます。
しゃがめるのか、正座はできるのか、椅子からの立ち上がり、座る時の仕草は?
階段は?
走れる?
歩くのは?
靴を履くのは?
靴下は履ける?
足の爪は切れる?
深く曲げる動作はどこまでなのか、他の関節との連動時はどうなのか?
色々な情報を得ます。
得た情報から絞り込みます。
どこが悪いのか?
どことどこが悪いのか?
どこが邪魔して悪影響を与えているのか?
要因は一つとは限りません。
局所で診る場合と、全身で診るのとで見えてくることも違うしその後のアプローチ法も変わります。
何が最良か。
どう見立てをしてどうアプローチをするのか。
色々な話の中からヒントが出てきます。
普段からの行動をよく質問します。
根掘り葉掘りのように感じますが、色々喋っていただくと得られる情報があり有効ですのでご協力ください。
朝は散歩するのか?
自分のペースなのか、誰かと一緒のペースなのか、犬のペースなのか?
自転車はいつ使うのか?
買い物行く時なのか?
重い物もカゴに入れるのか?
坂道はあるのか?
週に何回行くのか?
掃除する時は掃除機かけるのか?
二階もかけるのか?
ワンフロアーなのか?
床拭きはするのか?
・・・
・・
・
可能な限り再現してもらいます。
動きの再現でどのタイミングで痛むのか。
どこがそのように痛むのか。
患者様が感じている痛みを共有したいからです。
その困っている具合を知りたい。
「だからこれくらい困っているんだ!」
ということを。
後はお任せください。