足首を捻挫して痛む。
捻挫はこの図のように、外側の靭帯が引き延ばされるか断裂するようなケースが多いです。
足のくるぶしは内側と外側で高さが違います。
外側の方が低いため、足を踏み外した場合は低い方に負担がかかり捻挫します。
骨と骨とをつなぐバンドのようなものを靭帯と言います。
この靭帯はある程度の柔軟性が必要です。
硬いゴムだと伸ばされた時に損傷します。
柔らかいゴムだと損傷も小さくて済みます。
部分断裂するか、完全断裂するかは捻挫した時の衝撃の大きさにもよります。
靭帯の状態と衝撃のかかり方で損傷も違います。
その大きさにより、治り方も違いが出ます。
痛みの大きさ、腫れ具合、出血具合、可動域制限のチェックをします。
立位で荷重時に痛むのか、歩行はどこまで可能か。
安静が一番大事です。
かといっていつまでも安静にするわけにも行きません。
固定は大切ですが、動かしつつ治していきます。
鍼灸も有効ですし、ガビランも有効です。
皮膚の下の組織にアプローチできる術をどれだけできるか、それでいて修復速度をいかに早めて、キチンと修復させられるか。
初期対応、修復過程、リハビリ過程で力になります。
捻挫したら放っておくよりもすぐにご相談ください。