股関節の重要性は痛いほど分かっているつもりです。
実際、動きの制限が強く、困っているからです。
昔からう◯こ座りができない。
ぺったん座り?女の子座り?ができない。
和式トイレで用を足した後は立ち上がりに時間がかかる。
周りのみんなもそうなんだと思っていたくらい、覚えがある歳頃からそうだった。
小学五年生の時、肘を痛めた話をします。
野球の練習をしていたある日のこと。
捕手をしていたので盗塁を阻止するための2塁への送球練習をしていた。
なかなかナイスボール!がいかず、何度もトライしていた。
途中で肘が痛いことに気づいたが、監督やコーチにも言えず、ひたすらナイスボール!と言われるまでボールを投げ続けた。(当時は水飲むな!指導者は絶対!みたいな時代です)
何球投げたかは覚えていないが、痛いまま投げた。
痛いから上手くいかない、痛みのない投げ方をすると、ナイスボール!にならない。
ナイスボール!でこの練習は終わることになっていたが、終われない。
「肘が下がっている、肘を高く」
このフレーズを何度言われたことか。
着眼点が肘のみで、股関節の運び方、使い方の具体的な指示はない。
もちろん自分自身も股関節の重要性も分かっていない。
下肢の大きな力を使えてたら、その力を上手く伝達して背中、肩甲骨を上手く動かして肩や肘の動きもスムースに・・・・
なんて、今は分かるがその時は「肩が弱いし、他の動きを素早くすることで補うしかない」くらいのことしか考え付かない。
「体を使って!」
なんて、言われても具体的にイメージできていないものを伝達できるわけもなく・・・
なんとか意地の一球で「ナイスボール!よし、終わってよし」をもらえた。
痛みが出たのはその送球練習だけの問題ではない。
いつもの投球動作に問題がある。
体の成長と道具、環境なども関係性があるので全ての条件が合うことは難しい。
その送球練習の夜のこと。
就寝のために横になっていたが、右肘が疼くように痛くて眠れない。
疼く、という表現を当時は知らない。
熱くて、ズキズキして、腕が爆発するんじゃないだろうか?という不安になり泣きながら父親に訴えた。
翌日、病院で野球肘と診断され、注射を打たれ、投球禁止となった。
禁止と言われても小学生なので投げたくもなる。
だが投げたら痛いので諦める。
左で色々試してみたので、それは良い経験でした。
安静時の痛みは下がったが、力を入れたときの痛みがなかなか下がらず、このまま投げられないのか、という不安があった。
この時の自分に、今の自分が出会ってたら・・・
とか想像することはある。
股関節を徹底的に柔軟性と筋力強化、連動性の向上を行う。
それくらい重要ですね。
スポーツをする上でも、生活して行く上でも。
最大能力の半分以下でプレーしていたことを考えると・・・。
今からでも遅くはないのでやれることをやる。
ただそれだけです。
これから年齢を重ねて、筋力も低下しもっとひどくなることが想像できるので。
今からやる。
それだけなんです。
こんな股関節ですが、たまにゴルフもします。
野球はしてませんが。
野球をするとなると、アスリート並みにリハビリが必要ですね!
やれること、これから目指すところを一緒に見つめます。
これが泰然でできることです。
ご相談ください。
腰痛、しびれ、関節痛専門院 メディカル整体 泰然
院長 藤原一馬
姫路市東辻井2-8-34
090-1070-4976